発達障害のある児童生徒における勉強の意味[子育て・支援者]
今回は、いつもと視点を変えて話をしていきたいと思っています。発達障害のある児童生徒において学校や家で学ぶことについての根本的な話をしたいと思っています。
難波寿和
2026.01.23
読者限定
1.はじめに
「君はなんで勉強しないといけないと思っているの?」と最近発達障害のある児童生徒に質問することがあります。決して、意地悪な質問でもなく、「勉強しないといけないよね」という結論ありきで当事者に話を聞くことはしないです。私としての純粋に子どもの気持ちを聞いてみたいという思いでしかありません。そもそも何故勉強をしないといけないのかという答えは、当事者それぞれが持っている信念について聞いたうえで、どうすれば自分のペースで学びを促進していくことができるのか、それとも今はお休みすることが優先なのかを一緒になって決めることが多いです。上記の投げかけでよくある返ってくる言葉は、「将来困るから」「大人になって困るから」という回答がほとんどです。さらに私から「将来という言葉を使わないで、話してごらん」と条件を付けると、ほぼ答えられない状態になるのです。
2.発達障害の児童生徒の学習における課題について